〈UNPARALLEL〉FLAGSHIP PRO
フラッグシップ プロ
〈UNPARALLEL〉FLAGSHIP PRO
フラッグシップ プロ
27,940円 (税込)
商品説明
【UnParallel Creative R&D Teamシューズレビュー】
こんな人におすすめ
・スポーツクライミング(競技)のボルダー用本気シューズが欲しい人
・コーディネーションでシューズに助けて欲しい人
・一瞬のコンタクトでホールドをとらえる能力に長けたシューズが欲しい人
サイズ:
素足実寸にプラス1サイズアップ(24.5㎝→US7.5)ぐらい
Memo:
・素直でクセのないストレート形状(ターンインしていない)
・スリップオンベースなので、ジャストサイズで履くには少し慣れが必要
・FLAGSHIPとはフィット感が異なるのでFLAGSHIPが合わない人でもPROは合うかも?
・フロントラバーが3.0㎜と薄い分、耐久性重視の方には向かないかも?
FLAGSHIP PROはFLAGSHIPを長らく愛用してきた楢﨑智亜選手の要望により、さらに競技、特にボルダーに特化した性能をもつシューズです。
FLAGSHIPとの大きな相違点は、以下の3点となります。
1 )トウラバーパッチの変更 トウラバーをVDからRHに変更したことで剛性を上げ、さらにサイズアップしました。これにより、コーディネーションの流れの中でダイナミックにトウフックを掛ける際にシューズが剛性不足にならず的確にトウフックがかかりやすくなりました。
2 )フロントアウトソールの厚み変更 ラバー素材は変わらずフリクション性能に優れるRSですが、厚みを0.5㎜薄くし3.0㎜に変更しました。これにより足裏のダイレクト感が増し、さらに競技用シューズとしての慣らし期間が格段に短くなりました。
3) かかと周りの縫製変更 かかと周りの縫製パターンをより立体的に変更したことで、ヒールカップのフィット感が向上し、ヒールフックしながら大きくポジションを変えるときにもヒールカップの追従性が増しました。 楢﨑智亜選手はボルダーではほとんどこのFLAGSHIP PROを使用しています。
これら変更点により、もともとFLAGSHIPが得意とした、一瞬のコンタクトでホールドをとらえる能力がさらに向上しました。
トウ、ヒールのフック、ボリュウムへの着地、外傾した極小スクリューオンホールドなどを瞬間的にとらえることに特化したシューズとも言えます。
さらに剛性が増したトウラバーとかかと周りの縫製変更の結果、シューズ全体のフィット感が向上したと感じる方が多いようです(私もそう感じていますし、楢﨑智亜選手からも同様のフィードバックがありました)。
実際にFLAGSHIPは合わなかったけれど、FLAGSHIP PROはしっくりくる!という方もいます。
コンペ大好き!コーディネーション大好き!という方はぜひ試してみてください。
今までは止まらなかった一歩が止まるかもしれません。
詳細
重量:450g (US9/両足)
アッパー:MICRO SYNTHETIC(W/O LINING)
アウトソール:RS 3.0mm(フロント)/RH 4.2mm(リア)
剛性:MID
RS(REAL SUPREME):高フリクションラバー。低荷重でもシビアなフットホールドに対してフリクションを発揮。
RH(REAL HONOR):UNPARALLELラバーのベンチマーク。バランスのとれたフリクションと剛性を発揮。
楢﨑智亜選手のリクエストを採り入れて作られた、現代最先端の競技用シューズ
FLAGSHIPをベースに、スポーツクライミング競技や、高難度ルート・ボルダーで要求される、より競技向けに性能を向上させたハイエンド・ダウントウシューズ。
相反する要素をもった多彩でシビアなフットワークに高レベルで対応することを目的に設計されたFLAGSHIPをベースに、さらにハードムーブへの対応力向上を求める楢﨑智亜選手の要望で開発されたのが『FLAGSHIP PRO』
2ピースアウトソールとデリケートに配置された新開発の低伸縮率ランドラバー、より立体的になったアッパーの縫製パターン、そしてアーチをサポートするスリングショットの組合せは優れたフィット感を発揮し、自由度を保ちながら入力ロスを防ぎます。
繊細な足裏の感覚を重要視したFLAGSHIPのフロントアウトソールは3.5㎜→それを更に裸足に近い感覚にするため、よりダイレクト感を高めるため『FLAGSHIP PRO』フロントアウトソールに3.0mmのRSラバーを新たに採用し、高剛性ミッドソールと組合わせ、エッジング、スメアリングともに高レベルのコントロール性能を誇ります。
ソールが薄いことにより、慣らしの時間も短くて済む。
トウフックはFLAGSHIPの「VDラバー」アンパラレルで最もフリクションのあるものから変更、適度な剛性とフリクションを発揮する「RHラバー」を採用した大型ラバーパッチをトウに配置し、競技などで求められるダイナミックでパワフルなトウフックにも対応。収まりの良いヒールカップは抜群の追従性と、優れたヒールフック性能もあわせ持ちます。最高のパフォーマンスが求められるシーンで『FLAGSHIP PRO』はその真価を発揮します。
・2ピースアウトソールの前足部にRS3.0mmと高剛性ミッドソールを採用することで、よりダイレクト感が増し、極小ホールドや外傾面形状といった相反する要素のフットワークに高レベルで対応し、足の自由度を上げている。
・後足部にはRH4.2mmと高剛性ミッドソールを採用し、様々な形状のヒールフックにオールラウンドに対応するとともに、踵の形状にしっかりとフィットし優れた追従性を発揮
・モールド加工されたRHラバーの大型トウ・ラバーパッチを採用し、ダイナミックなトウフックにも対応
・低伸縮率ランドラバーを新開発し、モールド成型されたRHトウ・ラバーパッチ と組合わせ、トウボックスに立体的な剛性を発揮
・踵周りにより立体的な縫製パターンを採用し、しっかりと土踏まずを持ち上げるスリングショットと、シンプルかつ耐久性の高いシングルベルクロとスリップオンボディが足全体にしっかりとフィットし、あらゆるフットワークでアスリートの入力をスムーズに伝達。
FLAGSHIPからFLAGSHIP PROへ改良といっていいのだろうか、どちらも素晴らしいシューズで個性が違うので旧作と新作という感覚ではなく、ソールの硬さトウフックの剛性等、好きな感覚のシューズを選んでほしい。
自分の足の状態や、スタイルによってもシューズは選べるだろう。
実際、リード時に楢崎智亜選手は「TN-PRO」を選ぶこともあるみたい。