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スコーミッシュでの暮らし#40 目指せV100!ボルダーVグレードを足し算サーキット

2026-11-02 (ANJUブログ)

こんにちは!

日本でボルダーのグレードは級や段ですが、北米ではVグレードになります。
Vグレードは数字が大きくなればなるほど難易度が上がります。グレードの換算はややこしいですが、ざっくりV3=3級くらいなので、そこを基準になんとなくグレードの雰囲気は掴めると思います。

さて、今回は

Vグレードを足し算していって1日でV100を目指そう

というチャレンジをしました!

V1(5級くらい)は簡単だけど1ポイントにしかならない。V3は3ポイントになるけど強度が上がる…という感じですが、私が時間をかけずに登れるのはV4(2~3級)まで。これはなかなか厳しい戦いになる予感笑

ということで、まずは、グランドウォールのトポをみて易しい課題をリストアップ。V100、54課題になりました。


9月9日 9AM
張り切って駐車場を出発!この日はウィスラー在住の友人だいすけさんが一緒にチャレンジしにきてくれました!

1課題目
Titanic South / Moss Candidate V2 

まず、この課題を探すのに10分以上かかり、アップできていない朝イチの体でV2はしんどく、9時にスタートしたのに登れたのは9時半笑。企画倒れ感満載のスタートを切りました!

12課題目 V20目
Titanic North / Trap Door V4

この日最初のV4。以前登った時にもちょこっと時間がかかりましたが、この日も少し時間をかけるも無事完登!
強度が高くても、1課題で一気に4ポイントは大きいです。

13課題目 V25目
Titanic North / New School V2

先ほどのTrap Doorの隣のライン。
初めて触りましたが、スタートも抜けもピリ辛い!非常に楽しかったのでおすすめです。

さて、このTitanic North エリアでは以前自分でウォームアップ課題サーキットを作っていたので、迷子になることなくサクサク登れて時短になりました。12:00PMには16課題 V29登れていました!

17課題目 V33目
Heart Break Hotel / Trad Killer V4

グランドウォールの南からスタートし、ちょっと北上してから、一気に北まで移動です。というのも、この体が暖まってまだ疲れていないうちに自信のあるV4を3つほど終わらせてしまおうという作戦!
まずは Trad Killer。これは2年前のスコーミッシュトリップで登っていて、ちょうど最近再登したばかりなのでサクッと登れました。ガシガシ登れるホールドとヒールフックで気持ちよく登れる大好きな一本。

18課題目 V37目
Mantel Madness / The Golden Bowl Stand V4

これも今シーズン頭に登っていたのでサクッと1撃。
一度わかれば何度でも登れるのに、わかるまではさっぱり登れない、不思議なコツ課題です。

19課題目 V41目
Animal Magnetism / Shazam V4

スタートから遠い一手に向かってじわじわ体を上げていくこの課題。
昨年登ったきりだったのですこ〜し時間をかけましたが無事に登れました!

23課題目 V47目
Animal Magnetism / Hot Rod V2

これも少し時間がかかりました。最後の一手が地味に遠く悪かったです。しかし、このサーキットの中でもトップクラスに楽しい1本でした!見た目もカッコよくておすすめです。

25課題目 V52目
Animal Magnetism / The Bone Man V3

このカチ&狭課題、最っ高に楽しいのでぜひ女性の皆さんに登ってほしい!
地味な見た目、地味なムーブですが大好きな1本です。
2:40PMようやくV50を越えてきました。半分です!しかし時間はちょっと押し気味。

ここからペースアップしたいところですが… Easy Chair エリアにて課題が見つからない問題発生笑
初見の課題を求めて彷徨うものの、どこに何があるのか難しい!
人気課題が多いエリアなだけに、不人気低グレード課題を探すのは、返って難しかったです…いや私が地図読み下手なだけ?笑

35課題目 V67目
Easy Chair / Diagonals Slab V1

非常にペースダウンして、もう時間は5:10PM笑。
ヨレヨレで当初予定していたのに、登れない課題も多数。これは大ピンチです。

42課題目 V78目
Thighmaster / Bert & Erine Were Just Good Friends V3

このエリアでも以前サーキットを作っていたおかげてサクサクとVポイントを稼ぐことができました。
この課題は、いつ行っても誰もやっていませんが、個人的にパワフルで楽しい課題。
ヨレヨレのタイミングでは、より難しくなってしまい、声を出しながら登りました笑。

7:30PMすっかり日も傾き、久々のヘッドライトクライミング。低グレードしか登れず、ポイントがなかなか稼げません。


疲労によりV2も登れなくなり、V1を探し回り気づけば8:30PM。ギブアップです。


結果は、V87 50課題でした、、、。


あと13ポイントが途方もなく遠く感じました。
いや〜残念。まさかクリアできないなんて…悔しいです。





…はい。これで終わるような私じゃないです。

第二回戦 9月16日 7:30AM


私は、一人、再び、グランドウォールの駐車場へ足を運んでいました。
きっと誰も来ないだろうと思いつつ、インスタで参加者を募って、いざ出陣!

今回はまず早起きして、そして低グレード課題のリストアップも増やしました。 

8課題目 V12目
Titanic North / Surfin' on Heroin V2

新しく追加したこの課題。一人で朝からやるには少々ハイボールでしたが、この日は気合い十分。しっかりマントル返しました。
見た目もカッコよく、パワフルなV2。おすすめです!この時点でまだ9:00AM。前回のスタートの時間です。順調。

20課題目 V35目
Mantel Madness / The Golden Bowl Stand V4

10:00PM。サクサクV4も登ります。
しかし!ここでトラブル発生!Heart Break Hotel にて新しく追加した課題が全部苔むしている!
登れそうな2本だけ登って、深追いしない。サクッと次のエリアに移動しました。

一週間前に登った課題を無心でどんどん登っていきます。

すると、以前岩場で知り合ったローカルの友達がインスタを見てやってきてくれました!
Jun と 蝦夷犬Yezo 参戦!

 
▲「肩の怪我をしているから久しく登っていない」と言いつつ、強いローカルJunと見守るYezo

そしてグランドウォールに精通した彼の助言「この課題なら簡単に登れると思うよ〜」を信じて初見のV4やV3もサクッと登れて、どんどんポイントを稼ぐ私。

45課題目 V86
Easy Chair / Speech Therapy V3

手数は多いけどカチ課題なので、無事にオンサイト!Junが教えてくれた登りごたえもある楽しい1本!

50課題目 V92
Thighmaster / Option B V2

苦手意識のあったこの課題も、Junのポジティブパワーを受けて挑戦!
ツルツルの足を踏んで遠い一手を目指すのは何度やっても滑って苦手ですが、無事に登れた〜〜!
いよいよV100が見えてきた!

54課題目 V101(計算間違えて101までやってました笑)
Thighmaster / Lowdown V1

最後の課題。特に思い入れがあるわけではありませんが、何度か触っているちょっとだけ面白いV1でV100クリア〜〜〜!

いや〜早起き、作戦の練り直しに加えて、スコーミッシュローカル Jun の緊急参戦がバッチリはまってなんと2:30PMには終了しました。

ありがとう!Jun&Yezo!


ということで、前回は11時間かけても終わりませんでしたが今回は7時間で成功。
ヘッドライトも持参していたので、拍子抜けな昼過ぎでした笑。

54課題 V101

内訳は、
V4 × 6
V3 × 6
V2 × 17
V1 × 25
でした〜〜!



それにしても、楽しかったです!こういったサーキットはアルパインクライマーやビッグウォールクライマーにとってはよくあるトレーニング方法かと思いますが、私にとっては新鮮!

何かプロジェクトがあるとそれに集中したいがために、ついつい力を温存してしまいます。
しかし、今回は「目の前の課題をがむしゃらに登る」というこれまでにないボルダーの楽しみ方!
プロジェクトに疲れた時にでも、気分転換に一日かけてやってみてください!


以下、実際にやる方に向けて、2回行った私からのアドバイスです笑

①荷物を軽くする!上の写真(一回目)の時は無駄に上着などが入っていて重かったです。また、トポやリストアップしてあるノート、スマホがバックの中で行方不明になっては捜索するたびに発生するロスタイムもダメでしたね。少なめの荷物&整理整頓しやすいバックで挑みましょう。
②苔むしている / 登れない課題は無理に登らずサクッと諦める。
③課題の場所をしっかり頭に入れておく。課題探しが一番のタイムロス。

こんなアドバイスを書きましたが、初のエリアで、目の前の課題が登れるまで挑戦し続けていた友人たちのスタイルも最高に楽しそうでした(彼らもギブアップしていたけど笑)。ので、どんな形であれ、普段サーキットしない方、何か目標設定した上で、ぜひサーキットしてみてください〜!!

今回はグランドウォールというChief直下のメインエリアのようなところで実践してみましたが、次は違うエリアや瑞牆・小川山でもやってみたい!そう思うくらい本当に楽しい遊び方でした!

そして、楽しいチャレンジを一緒に挑戦してくれた だいすけさん、Jun&Yezo、そして差し入れを持ってきたり綺麗な写真を撮ってくれたてんぺい氏!みんなありがとうございました〜!

では、また!
寺井杏雛