news-img news-img

NEWS

中村颯人によるMAD ROCKシューズレビュー

2025-10-14 (商品紹介)



中村颯人 Hayato Nakamura
2000年生まれ 身長 175cm 埼玉県出身 / Japan
MAD ROCKサポートクライマー

今回のレビューはMAD ROCK【D2.ONE】





素足実寸:26.5cm
シューズサイズ:US8.0

履き心地・快適性
D2.ONEは、ソールが足裏感覚を損なわない絶妙な硬さで、スメアリングや踏み込んだ際ソールがしなやかに曲がる柔軟さがあります。トウボックス(つま先の空間)には高さと幅があり、横からの圧迫も少なく長時間履いていても痛くなりにくく快適です。
また、マイルドなダウントウの足型を採用しており、足を入れる際に指が強く曲がりすぎず無理なく収まります。
つま先から踵まで継ぎ目がなく連続した立体デザインとなっているため、足入れもスムーズで自然なフィット感があります。

性能・登りやすさ
粒に乗る時、硬いシューズは乗りやすいですが、柔らかいシューズは安定感に欠けることがあります。 D2.ONEはその中間に位置しており、指先の力をしっかりとホールドに伝えられるバランスを持っています。 特に、小さなホールドでもピンポイントで乗れる感覚があり、インドアの課題にはほとんど対応可能。外の岩場でももちろん使用可能です
履き慣れてくると、つま先部分には適度な剛性が残りつつ、親指でホールドをつかむような感覚も得られるようになります。 このシューズを使い始めてからは、足置きに迷いが減り、フットワークの精度が明らかに向上しました。

サイズ選びの注意点
MAD ROCKの「Science Friction」ラバーは新品時は少し硬め。 そのため、試し履き時には実際より硬く感じることがあります。 履いていくうちに馴染んでくるので、試し履きの段階でサイズを大きくしすぎないように注意しましょう。
私の場合8〜10時間程度で馴染みました。

まとめ:こんな人におすすめ
フットワークを鍛えたい人
快適性も重視したい人
MAD ROCKのシューズに興味がある人

私は現在「Drone2.0」と「D2.ONE」を併用しています。
ジブスなど小さいホールドに乗る要素が多い課題は「Drone2.0」、ハリボテなどの面で乗る要素が多い課題は、「D2.ONE」といった使い分けをしています。しかし、対応力の広さと着用時の快適性から「D2.ONE」を履くことが多いです。
「D2.ONE」は、単なる快適なシューズではなく、クライマーの成長をサポートし、パフォーマンスを引き上げてくれるシューズです。
フットワークを向上させたい方、快適性も性能も諦めたくない方には、ぜひ試していただきたい一足です。
D2.ONEが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!

D2.ONEが気になっている方はぜひ参考にしてみてください!
D2.ONEの商品ページはこちらから