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Squamishでの暮らし #4 急岩日編
2025-06-19 (ANJUブログ)

まずは、オーロラが見れました。

スコーミッシュってオーロラみれるの!?って??
はい、見れました!
一般的にはもっと北の方(カナダだとイエローナイフが有名)で、見える時期も冬のイメージだと思います。
たしかに、極地付近でよく発生し、極地の夏は白夜で明るく見えないために、オーロラ=北&冬のイメージなんですが、
極地ピンポイントで発生しているわけではなく、太陽風(太陽が発しているプラズマなど)が強くなると発生範囲も広がるので、そのタイミングで条件が揃えばスコーミッシュやバンクーバーでもオーロラが見えるんだそうです。
条件としては、空が暗いこと、雲がないこと、 街明かりなどの光害がないことが挙げられます。
運よくオーロラ観測のチャンスがやってきたので、北の空が見やすく少し街から離れたところに夜な夜な向かいました。(と言っても車で家から20分程度)

深夜12時前くらい。北の空がうっすらエメラルドグリーンに。
夜なのに、夜が明けてしまいそう。

12時半くらいには光の筋が強くなってきました。
これはiPhoneのナイトモードで撮影していて肉眼だと紫の光までははっきりは見えませんが、エメラルド色の光柱が空に現れて激しく揺れている光景はこの世のものとは思えなかったです。
宇宙を強く感じ、改めてそんな宇宙の一角、地球に私は暮らしているんだ。と強く感じました。
宇宙船地球号の一員である私は、今、何をすべきだろう。地球に思いを馳せた夜でした。
ちなみにこちらではオーロラのことをnorthern lights(ノーザンライツ)とよく呼びます。オーロラよりもこちらの方が通じます。
オーロラは正式には、Aurora Borealis(オーロラ・ボレアリス)または、Aurora Australis(オーロラ・オーストラリス)と言います。
Auroraはラテン語で「夜明け」また、ローマ神話では「暁の女神」の名前で、
Borealisは北風を意味する言葉から来ていて、
Australisは南を意味するラテン語です。
なので、北半球のオーロラはAurora Borealis、南半球のオーロラはAurora Australisと呼ぶのです。
オーロラって実は、「暁の女神が夜を終わらせる。」そんなロマンティックな名前だったんですね。
いや〜でも来て早々にオーロラ見れてラッキーです!
でも、美しいのは夜だけじゃないですよ。
スコーミッシュには、山・森・岩・海・川・湖、なんでもあります。
暑い日には、みんな水辺に行って涼みます。
ということで、私も6月とは思えない暑〜い夏日にStump Lakeに行ってきました!

スコーミッシュには、Stump Lake(スタンプレイク) Fawn Lake(フォーンレイク) Edith Lake(エディスレイク) Alice Lake(アリスレイク)と四つのレイクがあり(他にもたくさんあります)、それぞれを繋ぐトレイル、Four Lakes Trailなんかもあり、ハイクにもおすすめです!
この中で一番大きのはアリスレイクで、シャワー、トイレ完備で、車での乗り入れ可能な大きなキャンプ場もありますが、今回は日帰りなので人の少ない小さめなStump Lakeに行ってきました。
写真の真ん中にある小さな島まで泳いで行って小さな島を探検。
その後はスイカ割りなんかをしてひと足先に夏を楽しみました。

他にも、バイクを軽く走らせて湖で泳いでまたのんびりライドするなんていう夢みたいな事もできます。

これはお隣の街、ウィスラーでののんびりレイクで泳いでからのライド。
あ、6月でそんなに暑いって書くと、クライマーの皆さんは心配になってしまうかもしれませんが、日によります。
たまに夏日もあれば、10度下回る肌寒い日も。それから雨が降ると気温がグッと下がります。
それに夏日って言っても乾燥してるんで、日本みたいにジメジメのしんどい暑さじゃないですよ〜!
最後に、もしかしたら去年の私のスコーミッシュブログを読んでくださった人なら覚えているかもしれませんが、個人的にはベアフットも盛んです。

流石にコンクリートの上を裸足で歩くのは気持ち良くはないので、普段は靴を履いていますが、なんせ自然がそこらじゅうにあるので、毎日のように気が向いたら裸足になれます。
日々ベアフットで歩いていたら、1時間以上トレイルを裸足で歩けるようになりました。
小石や枝はもちろん、スラブや泥道もいけます。
指がしっかり地面をキャッチしてくれるので、擦り減ったソールの靴で歩くよりよほど歩きやすいです。
全身のツボが詰まっていたり、私たちと大地をいつでも繋げてくれる足裏。
足裏、ソールには、ソウル(魂)が宿っている。。。
なんでもないです笑
はい。こちらの自然豊かな生活が少しでも伝わったら嬉しいです。
ではでは、また〜!
寺井杏雛