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スコーミッシュでの暮らし#34 最近の5.11 クラック& ボルダー

2026-06-29 (ANJUブログ)

こんにちは!

最近インスタなどで「スコーミッシュでの暮らし」シリーズを読んでくださった方からメッセージをいただくことが増えました。

「プロクライマーでも、高難度を登っているわけでもない私の記録は一体誰かに読んでもらえているのだろうか…笑」
と時々思っていましたが、会った時、人づてに、またはメッセージで、「読んでるよ〜」と声をかけてくれる人がいるのは本当に励みになります。ありがとうございます!


今回は最近スコーミッシュで登ったおすすめの5.11クラックやボルダーやらを紹介させてください〜!

5.11トラッド:良質クラックたち!

 
Kangaroo Corner (5.11a) ☆☆☆☆

スモークブラフの一角に短くてよく目につくクラックがあります。
それが、このカンガルーコーナー。短いながら11aがつくだけあって、まるでボルダーのような一筋縄ではいかない悪さです。

プロテクションはマイクロカム(人によってはマイクロナッツ)メインです。私は今回、人生で初めて#0.1相当のカムである「エイリアンの黒」にフォールを止められました笑

ムーブがわかっても下から繋げると1箇所どうしても足が滑ってしまい、まさにボルダーのような沼りかたをしましたが、なんとかワンデイで完登!

細かい足を拾いながら、ジャミングを繰り出す、短い中にクライミングの魅力がギュッと詰まった良きルートでした!


Yorkshire Gripper (5.11b)Top100

こちらはスコーミッシュのトポで「Top 100」にも選ばれているスモークブラフにある超定番のクラックです。



下から見るとずいぶん細そうに見えましたが、実際に使うカムは#0.5〜#0.3くらいでした。

個人的に核心は2箇所。1箇所は水平クラックのある中間部で、もう1箇所はマントル笑。
どちらも足元のカムでムーブをこなさなくてはいけないです。おかけでシーズン頭からたくさん落ちて、フォールのいい練習になりました笑。

カムはどこもしっかり効くので安心感があり、登りごたえ満点。トップ100も納得です。


Something Short(5.11a)☆☆☆

名前の通り、「なんか短いやつ」です。
下部のフィンガークラックが最大の核心ですが、上部のシンハンドは手が大きい人には悪いかもしれません。私は手が薄めなので、上部はパンプすること以外さほど問題なかったです。

余談&基本的な話ですが、、、
クライミングでこういう「左上」「右上」の斜め形状、カムの回収やトップロープの際にはお気をつけください!
例えばトップロープ時、「振られ止め用のカム」が無いと、落ちた際に振り子のようにスウィングしてしまいます。


でも途中に「振られ止め」があれば振られる距離が減ります。


たくさんスウィングすればするほど、勢いがつき危険度も増します。頭を打てば致命傷にもなりかねます。トップロープだからといって、安全というわけでは無いので注意しましょう!

また、ロワーリングでカムを回収しているときも一番下のカムを回収した後は、この振られマックス状態が発生します。ビレイヤーにしっかりロープを張ってもらい、地面までの距離が近ければトップロープ状態でクライムダウンするか、体をなるべく終了点の真下のラインまでそっと移動させておくか、、、一工夫必要です。


ボルダー:コツ課題から、スコーミッシュ最凶V3まで


Swank Stretch V5 Top100

ちょっとダイナミックな動き要求される課題です。大きなホールドを傾斜の中で捉えにいく際のデットの動きや、体をコントロールする感覚が楽しく、登っていてとても気持ちいいおすすめの1本です!

リーチがあればダイナミックな動きが有利になりますが、スタートのフィンガークラックに指がどの程度入るかもちょっとした個人差が生じるポイントかも知れません!
いろんな体格の人に登ってほしい1本!

The Golden Bowl Stand V4

本当はシットスタートのV7をお目当てに行ったのですが、手も足も出ずにスタンドスタートのV4に切り替えました。笑

しかし!V4もなかなかのクセモノ。力づくでは全く登らせてもらえない、絶妙なコツ課題でして、重心の位置などコツを掴むまで結構苦戦しました笑。しかし、一度登れると何度でも、スイスイ登れてしまう不思議。楽しかったです。

Superdyke V3 Top100

「スコーミッシュ1悪いV3」と勝手に呼んでいます。いや、実際ローカルクライマーたちと話していても、高確率で「あのV3は悪すぎる」と盛り上がります笑。

見た目は綺麗な結晶のラインを右上していくだけで、一見すると易しそうに見えるのです。しかし、ある程度登ると足ホールドが急になくなり、手も一気に乏しくなり、急激に難しくなります。さらに追い打ちをかけるような、背後の木

ここだけの話、早朝1人でトライしていたら足が抜けて落ち、後ろの木に後頭部を打ってそのままバウンド。結果、ピンボールのように岩に前頭をうちつけて、1人クラクラしていたことがあります。
間違い危険ムーブなので、上部でのヒールだけはしないでください笑。


The Dark Side V3 ☆☆☆

その奥にあるV6を触りに行った日、「まずはサクッとアップがてらに」と取り付いたはずのV3でした。しかし、下地が低めかつ、背後の木の根っこによって上部が思った以上に怖く、この課題に1時間以上使ってしまい、お目当ての課題はほんの30分ほどしか登れない事態が発生した日でした笑。

とはいえ、お目当ての課題を差し置いて登りたくなっちゃうくらい楽しいV3でした。傾斜が強く、高さもあり、おすすめです!
最近隙間時間でのクライミングばかりになっていて、いつも時間との戦いです。。。笑


こんな、なんでもない私ですが、クライミングも、書くことも、カナダの圧倒的な自然も、すべてが大好きです!そして、そんな「大好き」って気持ちをこれからも大切に書いて行きたいと思っていますので、よろしくお願いいたします!


では、また!
寺井杏雛