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スコーミッシュでの暮らし#25 怪我と復帰と冬の遊び方

2026-01-23 (ANJUブログ)

お久しぶりです!新年の挨拶をする時期でも無くなってしまいましたが、今年もたくさんクライミングやスコーミッシュについて書いていこうと思っていますので、今年もよろしくお願いいたします。

私は、昨年は「初めて」の多い1年でした。何もかも、経験することのほとんどが「初めて」で、改めて自分の未熟さを知りました。でも!0は1になったので、今年は1を2に、いや3にできる年にしたいです。

人生初の怪我


「初めて」の一つに全然嬉しくないのですが「怪我」があります…涙
11月の終わりにクライミングジムでボルダーをしていたところ、デットでトップホールドを掴みにいったものの、足がすっぽ抜けてお尻から落ちる体勢に。そして、着地時に右手を咄嗟にマットについてしまい、右肘が逆に曲がりそうになりました。人生初めて緊急病院に駆け込む怪我が、カナダで発生してしまいました。

尋常じゃない痛みでマットから出るのも一苦労だったものの、周りの心配に対して ”I'm okay” と答えてしまう私。
でも全然 okay ではない様子をスタッフさんが察してくれて対応してくれました。


↑スタッフさんが脈を測り、腕を固定してくれました。
その後すぐに相方に緊急病院に連れて行ってもらいました。

その間ずっと顔面蒼白で吐き気が止まらず、とにかく痛い!折れているのか、脱臼しているのか、靭帯の怪我なのか、何もわからないまま病院でレントゲンを撮りました。

結果は骨は無事!「もしかしたら一瞬脱臼してすぐに元に戻ったのかも。とりあえず靭帯は確実に傷ついているから整形外科に行ってください。」と言われ、腕が動かないようにアームスリングを貰いました。

受傷から1週間後に整形外科の予約が取れ受診。レントゲンはスコーミッシュで取れるものの、整形外科の最初の受診は隣町のウィスラーに行くよう指示されました。私の場合、運転はもちろん、まだ右手での食事、物書き、何もできない状態だったので、ウィスラー通院は結構負担が大きかったです。

整形外科ではその場でMRIを撮るなんてこともなく、「肘の捻挫ですね。5〜6週間で通常復帰できます。理学療法に基づいたリハビリを行なって、2週間後にまた受診してください。」とのことでした。病院のあと、すぐにリハビリできるところ(フィジオセラピー)を自分で探していってきました。


リハビリの様子


こんなふうにラバーバンドを使ったリハビリをいくつか教えてもらい、家で実践しました。

受傷から約2週間で車の運転ができるようになり、重いものを持ったり、包丁を使うこと以外は日常生活が送れるようになってきました。


約3週間でちょっとした荷重ができるようになり、2.3kgのダンベルを使ったリハビリに切り替わりました。


カナダBC州の医療事情

ここで、カナダ、ブリティッシュコロンビア州(BC州)の医療事情を説明させてください!
ワーホリ等でBC州に滞在している場合は、MSPと呼ばれる公的医療保険に無料で加入できます。さらに、加入すれば医療費は無料!薬やアームスリング等は有料で保険適用外ですが、レントゲンを撮ったり、診察してもらうのは無料。本当に助かりました。

ただし、アウトドア大国なだけあり、整形外科が大混雑!もちろん要予約なのですが、 私が直接予約を取るのではなく、緊急病院から整形外科に連絡が行き、怪我の緊急性に合わせて〇月〇日に病院に来てくださいと連絡が入ってくるシステムです。(緊急性がないと判断されてしまうと、数ヶ月後に後回しにされることもあるんだとか!)

私は緊急病院に行った2日後に予約確定電話が来て、指定された日は受傷から1週間後。遅いんです、本当に笑。1週間、自分の靭帯の状況がわからないまま過ごすのは、なかなかストレスフルでした。

そして、整形外科で行くように指示された、フィジオセラピーと呼ばれる理学療法に基づく施術とリハビリは、カナダでは主流のリハビリです。実際に、レントゲン写真なども、フィジオに病院からシェアされます。ただし、フィジオは有料。私の場合、初回が45r分$130、2回目以降が30分$90でした。なかなかお高いです。

ちなみに、MRIの予約は今待っており、怪我から約2ヶ月が経とうとしていますが、まだ電話がかかってきません。電話が来る前に完治してしまいそうです笑。


アウトドア解禁・クライミング復帰



怪我の間、できるアウトドアといえばハイキングくらいだったので、週3くらいはハイキングをして正気を保っていました。
そして、約1ヶ月にはスノーボードに行くことができました!
怪我の前日に人生初めてのスノボに行っただけなので、スノボど素人!なので、腕を庇いながら転びまくっていました。
この時はまだ肘にマイルドな痛みが残っていました。

スノボで悪化させることなく、無事に1ヶ月半後には痛みがほとんど消えて、クライミングも再開できました!

ただまだ、若干の違和感が残っているので、まだ長時間登ることは控えています。でも、改めて、クライミングが楽しい!夢にまでみた傾斜壁を登れるのがたまらなく嬉しかったです。やはり自分にとってクライミングは特別なもの、人生の核なのだと改めて実感しました。

ちなみに、1ヶ月半登っていなくて、さらに怪我をしていたとなると、グレードどのくらい落ちるのかなと心配していましたが、さほど落ちませんでした。キルターボードのグレード1個分くらい落ちてますが、すぐに戻る予感がします。



以上が、私の長くて短い怪我から復帰までのレポートでした!

右手が使えないと、仕事も、クライミング、スノボ、マウンテンバイクも何もできず、精神的に辛かったです。「右手以外はこんなにも元気なのに!」と嘆いていました。とはいえ、1ヶ月ちょっとで済んで良かったです。
皆さんも、怪我には気をつけましょう!もし、今怪我中の方がいたら、怪我明けのクライミングほど気持ちいものはないのでもう少し辛抱しましょう!

では、また〜
寺井杏雛