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瑞牆 春シーズン到来!!! AN#25

2025-04-09 (ANJUブログ)

あっという間に今年も瑞牆のシーズンになりましたね。
時が経つのが早すぎます。
そして瑞牆のハイシーズンは一瞬。気がつくと暑くなってしまうので、行ける時にたくさん行きたい限りです。

私も先日瑞牆シーズンインしましたが、新トポ効果でしょうか、まだゲート閉まってますがたくさんのクライマーで賑わっていました!

今回は釜瀬橋メインで恩師林看板周辺にもちょこっと遊びに行きました。

新トポのいっちばん最初の岩、「強いる岩」が名前の通り登れと訴えかけてくるのでアップに登らせていただきました。
強いる岩 ジンライム醒め、寒いランジ(5級)

女子3人、誰もランジせずに登りましたが、ランジ課題だったんでしょうか…?!

…気が付きましたか?

岩の名前も課題名も回文だということに!!!
私は今気がつきました。 どうりでこのエリア、独特な名前が多いな〜と思いました笑
他にも回文課題あるのでトポをよく読み、登ってみてください笑

さて、近くの4級くらいまでであれこれアップ。 
お掃除当番(4級)

小ぶりな岩だけど、良いマントルで朝から良い運動。

珍味なミンチ(4級)

こちらは、木にぶつからないようスタートするのが肝、というかそこが難しい笑。

続いて、白い森(初段)をトライ。こちらも後ろの木にぶつからないようスタートするのが難しい、そして想像以上にパワフルで早々敗退し、今回のお目当てOnce Upon a Time(初段)へ!

昨秋にOnce Upon a Timeの左側の金剛童子を登った時から、気になっていたので約半年ぶりの再会。

まずは、スラブの調子を確認しようと、同じ岩の星読みの近衛(2級)を。前回敗退していたので心して登り始めたら、呆気なく一撃。 フリクションがあまりに良すぎました!

このコンディションなら…と思い、前回スタートから大苦戦し敗退した、ラプソティー イン ブルー(4級)にも取り付いてみるも、こちらもなんなく完登…。

このパリッパリベストコンディションだと言い訳が少しもできないな〜ともはやプレッシャーを感じつつ、Once Upon a Timeをトライ。

下部と中間のムーブを何トライかして決めたら、あとはサクッと完登!ちょっと大きめな岩ですが、上部はもはやフリクション良すぎて落ちる気がしなかったです。
コンディションに感謝!

いえい!

せっかくなので、金剛童子(2級)も再登。

この課題、昨秋のチョークもあんまりついてない時に、グレードも課題名もちゃんとわからないまま(トポなくて笑)、女子たちでセッションして登った課題だったのでちょっと思い出深くて大好きな一本!何回登っても楽しい課題!おすすめです!

続いて、瑞牆門(初段)をトライ。

スタートの左カチが鋭利すぎて、速攻で指に穴あき敗退。これは少しでも傾斜が出てくると持てなくて握りすぎてしまう弱さ故の穴あきでしょう。スラブ以外も頑張ります。

ちなみに写真の強強お姉さんは、下はサクッとできたのにスラブで大大大苦戦。ずっとスラブ面にいました。彼女曰く、核心はスラブだったらしいです笑(得意不得意によりますが、多分絶対核心はマントルです!たぶん!)

気を取り直して、瑞牆門の隣の面、門内回廊(3級)。

これ、上部、全く手がない真っ向足勝負!良いスラブ課題でした!

最後に、せっかくなので恩師林のエリアにも行きたい!と思い、移動。 一目惚れしたソードホルダー(2級)をぐんぐん登って、、、 マントル返せず降りてきました。笑

いや〜マントルどうやって返せばよかったんだと思い、上から回ってホールドをチェックすると、 あぁ!もう少し奥まで手を伸ばせば!!! まあ、頑張りすぎてあの高さから落ちてきたら捻挫どころで済む気がしないので、怪我しなくてよかったとしましょう。

ちなみに、もう一度トライしましたが、一トライ目でマントル粘りすぎてもうヨレヨレ。また1番上から降りてきました笑 なかなか痺れる2往復でした。次こそは登りたい!!!

お天気も気温もフリクションも最高のコンディションの中、 素晴らしい瑞牆シーズン始めでした。
次はゲートを越えて、上の方で登りたい!

ちなみに先月無事に大学を卒業し、 フリーターみたいな学生から、ただのフリーターになってしまいました。 これから、どんなふうに山と、岩と、自分と、向き合っていこうかなとワクワクしております。

そして、5月からしばらく日本を離れようと思っているので、この春瑞牆で登れるのもあと数回!悔いのないように登りたい!

では、お互い、春の瑞牆を悔いなく楽しみましょう!

寺井杏雛